マンデリン~トバコG1~
インドネシアのスマトラ島、北スマトラ州にある、TOBA(トバ)湖は、ほぼ赤道直下に位置し、南北100km、東西30kmの、世界最大のカルデラ湖です。
湖面の標高は900mですが、カルデラ湖の特徴として、湖の周囲一帯は、標高900mから1,800mの高原となっており、まさにコーヒー栽培の適地と言えます。
湖からの霧の発生が多く、乾季でも降雨が時折ある気候のため、年間降雨量は2,500-3,000mmと、やや多いですが、これが独特のフレーバーを生む要因かもしれません。
オランダが、同地にアラビカ種のコーヒーを持ち込んだのが、17世紀末、インド経由でティピカ種がもたらされました。主にジャワ島、スマトラ島でプランテーション栽培され、オランダに大きな富をもたらしましたが、20世紀初頭の「さび病」の大流行で、アラビカ種の栽培が出来なくなり、ほとんどがロブスタ種へと移行しました。
このとき、僅かにアラビカ種のコーヒーが生き残っていたのが、トバ湖南岸のLINTONG(リントン)から、更に南のMANDAILING(マンデリンと発音します)地区でした。
栽培していたのは、同地に住むBATAK(バタック)人の一族のMANDAILING族と言われております。
MANDHELING 「TOBAKO」は、「昔ながらのマンデリン」の香りと苦味・コク、そして重厚なアフターテイストを守った逸品です。
キレのある苦みとまったりした香りとコク、重厚なアフターテイストが特徴のスペシャルティコーヒーです。
地域 | インドネシア 北スマトラ島 リントン地区 |
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品種 | ティピカ |
標高 | 1,200~1,400m |
加工方法 | セミウォッシュド(スマトラ式) |
※マンデリンは500gパックはございません。代わりに300gパックとなります。
価格
- 870円/100g
- 1,570円/200g
- 2,220円/300g
味のチャート
酸味 | 甘み | 苦味 | コク | 香り |
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0 | 2 | 4 | 5 | 4 |